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税理士が経営コンサルタントを目指す場合に体得すべきスキル

|カテゴリ:税理士のスキルアップ講座

経営コンサルタントに必要なスキル

税理士は税務の専門的サービスを提供する仕事、経営コンサルタントは会社経営に関する様々な問題を解決に導く仕事です。 税理士に求められるスキルとしては、言うまでもありませんが、税務に関わる専門的知識、事務処理能力や法改正などの情報収集能力などがあげられます。 一方、経営コンサルタントに必要とされるスキルは、企業経営に関わる知識やコミュニケーションスキルなど種々ありますが、もっとも重要で体得すべきものとして、ロジカルシンキング(論理的思考)があります。 コンサルティングに関する書籍には必ずといってもいいほど、ロジカルシンキングについてページ数を割いて詳しく書かれています。

ロジカルシンキングが大切な理由

では、なぜこれほど経営コンサルタントにとって、ロジカルシンキングが重要なのでしょうか? 経営コンサルタントに最も求められる成果は、顧客(クライアント)の経営に関する問題を解決することです。 では、問題をどのように解決するのでしょうか? まず、「問題」とは、現状と、あるべき姿やこうなりたいと思う将来像との差分(ギャップ)と定義されます。 そして、「問題解決」とは、この差分を埋めて、現状とあるべき姿とを一致させることなのです。 問題解決の過程(プロセス)においては、問題点の認識、その原因は何か、なぜ生じているのかを考え、その原因の根本を突き止め、解決策を考えていきます。 この過程において、論理的な思考力が必要とされるのです。

ロジカルシンキングでの具体的な考え方

ロジカルシンキングを行うときは、具体的に、5W1H(Who, When, Where, What, Why, How)や仮説思考、演繹法と帰納法、MECE(もれなくダブりなく)、フレームワーク、ブレイクダウン(分解)などの方法を使って、顧客が抱える問題の解決法を考えていきます。 これらの方法を適宜適切に使っていくことによって、顧客に対して分かりやすく説明や説得をしていくことができます。 このように、論理的にものごとを考えて、顧客に分かりやすく提示していくことが、経営コンサルティングにおいては最も重要な要素であり、経営コンサルティングを提供する場面で体得すべきスキルということになります。

ロジカルシンキングを体得するためには

「論理的思考のスキルなどは自分にはとても体得できないよ。」とは思わないでください。多少時間はかかりますが、体系的に学んでいくことによって論理的思考のスキルは着実に身につけることができます。 「税務の専門的スキル+経営コンサルティングスキル」の体得によって、AI時代にこそ顧客から最も頼りにされる身近な専門家として活躍していきましょう。

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